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【レバレッジとは】FX の投資効率を高める仕組みについて解説

  • 2019年3月10日
  • 2019年3月23日
  • 入門編

レバレッジとは

レバレッジとは、自分の預けている資金の数倍から数十倍の金額での取引ができるという便利な仕組みのことです。

よく「テコの原理」を用いて説明されます。

レバレッジを使うことで、少ない資金であっても大きな金額を運用することができるので、とても便利なものです。

レバレッジの例

例えば、10万円を使ってFXをする場合を考えます。

まず、口座に10万円ある状態で、1万ドルを買ったとします。

このとき、1ドルあたり100円であるとすれば、100万円分のドルを買うことになるので、本来は100万円必要となります。

しかし、レバレッジによって100万円分のドルを運用することができるようになります。この場合、資金の10倍に相当する運用額になるので、レバレッジは10倍ということになります。

これによって、利益が出た場合には、レバレッジを利用しなかった場合と比較して10倍の利益を得ることができるようになります。

レバレッジによるメリット・デメリット

レバレッジを利用することによって、トレーダーは少額の資金であっても効率のいい投資を行うことができます。

メリット

少額の資金でも大きな金額の運用ができ、投資の効率が高まることがメリットととしてあげられます。

つまり、同じ資金の額であってもレバレッジを利用することで、利益を大きくすることができます

レバレッジ10倍ならば、1度の取引あたりの利益を10倍にすることができるので、効率がいいです。

デメリット

メリットはレバレッジを利用しなかった場合と比較して利益が10倍になるということでしたが、このことは損失も10倍となるということを表しています。

つまり、デメリットは、損失も大きくなりやすいということです。

よって、レバレッジとはリスクが常にあるものであるということ理解しておく必要があります。

レバレッジの仕組み

レバレッジ10倍の例を用いて、レバレッジの仕組みについて説明していきます。

10万円で100万円分のドルを運用しようと思ったら、90万円が足りません。

レバレッジではその90万円を借りて取引を行い、取引が終わるときに返します。

その取引で出た損益は関係なく、90万円は取引が終わるときには返さなくてはいけません。

そのため、借りた分を返せなくなりそうになるとロスカットが起きてしまいます。

そのため、資金に余裕を持つことや、レバレッジを低く設定することでレバレッジを上手に利用することができます。

まとめ

レバレッジはトレーダーに大きなメリットを与えますが、その分リスクがあります。

そのリスクをしっかりと理解し、資金に余裕を持つ・レバレッジを低く設定するなどの対策をすることで上手にレバレッジを利用することができます。

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