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【スキャルピングとは】小さな利益を積み重ねるトレード手法について

  • 2019年3月13日
  • 2020年5月16日
  • 実践編

スキャルピングとは

数秒~数分の間に取引を終わらせる、短時間のトレード手法をスキャルピングといいます。

他の取引方法と比べても通貨の保有時間が圧倒的に短く、その損益も小さいのが特徴です。

1日に何回もトレードをし、小さな利益を積み重ねて大きな利益の獲得を目指します。

そのため、取引通貨・業者はスプレッドが狭いものを選ぶのが基本です。トレード手法としてスキャルピングを考えている場合には、どのFX会社の手数料が少ないのか事前に調べておくことが大切です。

スキャルピングのメリット

スキャルピングのメリットは大きく分けて3つあります。

  • 大きな損失を出さずにトレードの練習ができる
  • 少ない元手で始められる
  • 短時間で終わる

大きな損失が出にくい

少ない値幅を狙って取引するため、損切りをするのも早いです。そのため、損失も大きくなりにくいです。

また、取引時間が短いために、急激な為替変動によるリスクも少ないです。

少ない元手で始められる

ポジションを取った後、一般には保有時間が長いほど損益の幅は大きくなります。

したがって、長期間の取引ではロスカットを避けるために、元手が多く必要になります。

それに対してスキャルピングでは損失が出たとしても、大きくないので資金が少なくても安心して取引をすることができます。

短時間で終わる

中長期のトレードだと、数日から数か月間にわたって相場をチェックします。ところがスキャルピングでは利益を確定するまでわずか数秒から数分で終わります。

そのため、ポジションを保持している間の含み損(決済していない損失)や相場の動向に頭を悩ませることが少なく済みます。

デメリット

デメリットは大きく分けて2つあります。

  • 取引1回あたりの利益が少ない
  • 値動きがないときには利益を出しにくい

取引1回あたりの利益が少ない

スキャルピングでは1度のトレードで狙う値幅が小さいため、取引1回あたりの利益が小さいです。

それにより、1回あたりの取引における投資効率を上げるためにレバレッジを高く設定しがちです。

その際には、損失が大きくなる可能性も大きくなるので注意が必要です。

値動きがないときには利益を出しにくい

スキャルピングはトレードをすぐに完結させるため、値動きのない時間には利益を出しにくいです。

そのため、ある程度値動きのある時間帯に取引をすることが必要となります。

まとめ

スキャルピングは数秒から数分で完結するトレード手法であり、小さな利益を積み重ねることで利益を大きくします。

トレードで勝ちを積み重ねる事が必要になるので、楽に大きな利益を上げられるという手法ではありません。

他のトレード手法と比較して、自分にあったトレードスタイルを見つけましょう。

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