通貨ペアとは
通貨ペアとは、実際にトレードする2つの通貨の組み合わせのことです。
例えば、「米ドル/円」と言った場合は、米ドルと日本円が通貨ペアの要素になります。
通貨ペアは、米ドル/円以外にも多くの種類があり、基本的に2つの通貨を「/」で区切って表記します。
区切り線(/)の左側を「基軸通貨」、右側を「決済通貨」と呼びます。
そのため、米ドル/円であれば基本通貨は米ドル、決済通貨は日本円となります。
通貨コードについて
通貨は通貨コード(アルファベット3文字)で表記されます。
アメリカドルであればUSD、オーストラリアドルであればAUD、日本円であればJPYなどと表記されます。
国によって通貨コードはそれぞれ違うので、最低でも自分のトレードする通貨だけでも見て分かるようにしておきましょう。
トレードする通貨ペアの選び方について
トレードする通貨ペアを選ぶときのポイントは以下の2つです。
- 通貨量の多い通貨ペアを選ぶ
- 情報収集のしやすいペアを選ぶ
これらを踏まえると、基本的には先進国の通貨ペアを選ぶのがいいということがわかります。
これについて、詳しく解説していきます。
通貨量の多い通貨ペアを選ぶ
取引量の多い通貨のペアは、以下のような特徴があります。
- 通貨量の少ないペアと比べて相場が安定している
- スプレッドが低く設定されている場合が多い
相場が安定している、つまり急激な相場変動が起きることが少なく、トレードのリスクを低くすることができます。
また、スプレッドが低く設定されていることが多いので、低コストで取引を行いやすいです。
情報収集のしやすいペアを選ぶ
情報収集がしやすければトレンドが見極め・予測しやすいです。
情報収集がしやすいといえるのは、情報量の多い先進国であるアメリカやヨーロッパの通貨です。
発展途上国や後進国は、情報が古かったりその重要さを判断するのが難しいために、情報収集がしにくいと言えます。
まとめ
通貨ペアとは、トレードする2つの異なる通貨の組み合わせのことです。
また、通貨量の多さと情報収集のしやすさから、先進国のものを選ぶことで、選ぶ段階での失敗を減らすことができます。