【FX をやるか迷ってる人へ】FX のメリット・デメリットを解説

  • 2020年5月16日
  • 2020年5月16日
  • 入門編

FX メリット デメリット

新しく投資を始めてみたい人にとって、FXは魅力的な選択肢のうちの1つです。なぜなら、他の投資と比べて、FXにはとても多くのメリットがあるからです。

しかし、魅力的なメリットがある反面、気を付けなければならないデメリットがあるのも事実です。今回の記事では、そんなFXのメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

FX の5大メリット

①手数料の安さ 

外貨預金をはじめとする他の投資では、手数料が高い場合が多いです。その一方で、FXの業者では、手数料は無料であることが多いです。

一部の業者では手数料がかかるところもありますが、その手数料も外貨預金の1/10以下であったりと、とても良心的です。手数料がかからなかったり安かったりする分、利益を出しやすいです。

②24時間取引ができる

株式市場の場合、市場が開いている平日9〜15時の間というとても短い時間しか取引をすることができません。

その一方で、FXの市場は平日24時間オープンしているため、いつでも取引をすることができます。よって、平日の日中が忙しいサラリーマンの副業などに向いています、

③少ない資金から始めることができる

いくつかのFX会社では最低4000円ほどの資金からFXを始めることができます。

さらに、少額から始めても「レバレッジ」をかけることにより、 少ない資金で大きなお金を動かすことがが可能になっています。

「レバレッジ」は国内業者で最大で25倍までかけることができ、これは4万円の元手で100万円を動かすことができるという計算になります。この柔軟性もFXのメリットといえるでしょう。

 

④いつでも利益を得ることができる

FXは買いと売りのどちらからでも取引を始めることができるという特徴があります。そのため為替の状況に関係なく、運用方法を工夫することによって、利益を得ることができます。

FX デメリット

①倒産リスク

FX業者も会社ですから、何らかの理由で倒産してしまう可能性があります。そのため、もし自分の資金を預けているFX業者が倒産してしまった場合、資産の返還を拒否される可能性があります。

②為替変動リスク

テロや戦争、金融危機などの予期しない大規模な災害が起こると、それによる急激な為替変動が発生する場合があります。その結果、自分が保有している通貨の価格が暴落し、大きな損失が発生する恐れがあります。

③レバレッジによるリスク

レバレッジをかけることにより、預けている資金以上の金額を動かせてしまうために、損失が自分が思っていた以上に大きくなってしまうことがあります。

④電子取引リスク

突然の電波障害や使用しているパソコンやスマートフォンの電池切れ、誤操作などによって思わぬ損失が生じる可能性があります。また、資金を預けているFX業者になにかしらのトラブルが生じた場合なども損失が生じる恐れがあります。

 

デメリットを最小限に抑えるためには

①倒産リスク

FX業者の中には、第三者(信託銀行など)に預けられた資金の管理をしてもらい、資金を保全する「信託保全」ということをしているところもあります。

つまり、もしその業者が倒産してしまっても、そこに預けていた資金は返ってくるということです。

この「信託保全」を取り入れている業者を選ぶことでこのリスクによる損失を回避することができます。

②為替変動リスク

FX における注文方法の中で、逆指値注文というものがあります。逆指値注文とは、ある基準まで為替レートが下がったら自動で決済するように、あらかじめ設定しておく注文方法です。

これを使うことで、急激な為替変動による予想外の損失を減らすことができます。

③レバレッジによるリスク

レバレッジをかけすぎると、損害も大きくなります。

初心者のうちは、レバレッジは3~5倍程度に抑えておくのがいいです。

④電子取引リスク

複数のFX口座を持つ、PC・スマホのどちらからでも取引ができるようにしておくなどにより、リスクを分散させることが重要です。

 

まとめ

FXは手軽に少ない資金でも始めることができる一方で、気を付けなければならない注意点も存在します。金融商品は、メリットとデメリットをそれぞれ吟味し、自分で自由に使うことができる資金や時間と相談しながら、検討していきましょう。

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