FX を始めるまでの流れ
FX は「FX をやろう」と思い立ってもいきなりできるものではありません。
今回の記事では、FX を始めたい人がどのような流れで FX を始めるのがいいか、ということを4つのステップに分けて解説していきます。
1.FXとはどういうものかなどの基礎的な知識を勉強する
まずはFXとはどのようなものなのかを知らなくてはなりません。
- FX にはどのくらいのリスクがあるのか
- どのくらいの儲けを出すことができるものなのか
- 自分のやりたいものとして(副業などとして)はどうなのか
といったことをしっかりと調べて知る必要があります。そして、あなたにFXが合っているのかどうかを判断してください。
FX が何かまだよくわからない人は、FX とはどのようなものかを以下の記事で確認してください。
目次 1 FX とは何か2 FXの特徴は大きく分けて3つ2.1 1.景気に関係なく利益を出すことができる2.2 2.為替市場は平日24時間動いている2.3 3.少ない資金でも大きな利益を[…]
FX が自分に合っているのかを知るためにもFXの基本的な用語や取引方法など、FXの基礎知識をつける必要があります。
FX の基礎知識を付ける方法としては以下のような方法があります。
- 本や雑誌を利用する
- YouTube などの動画を利用する
- インターネットサイトの記事を読む
- FX のスクールなどの講座を受講する
2.自分にあった取引方法を調べる
FXのトレード方法にはいくつかの種類があります。
FXでは数ヶ月に及ぶ長期的な取引から数秒で終わる短期的な取引まで様々な方法でトレードをすることができます。そのために自分のライフスタイルにあった取引方法が存在します。
例えば、
- 時間のある人ならば、チャートに張り付いてスキャルピングをして少ない利益を積み重ねる
- あまり時間がない人は、デイトレードやスイングトレードで少ない取引回数で長期的な利益を狙う
などがあります。これらの取引方法ごとの特徴を捉えてうまく使いわけることによって、自分のライフスタイルに合わせて取引をし、効率的に利益を出すことができます。
重要なことは、自分にあったトレード方法があることを知った上で次のステップ(FX口座開設)へと進む事です。
3.FX業者を選んで口座開設
自分の取引方法をだいたい決めたら口座の開設をしましょう。その際に、各業者の取引に関する条件などを比較しましょう。
業者によっては取引ごとのスプレッド(取引ごとに発生する手数料)や注文の約定力(注文が指定した通りに通る力)、各業者ごとのツールの使いやすさなどに違いが生まれます。それによって損益の大きさが変わることもあるのでFX会社選びは慎重にすべきです。
口座開設の前に取引方法を決めた理由
ここで、2つ目のステップで取引方法について考えてから口座開設をする理由について説明します。
もし仮に、あなたが長期的なトレードを行うことを考えて業者を選ぶ際に、
- ツールなどは使いやすいがスプレッドが高め
- ツールは使いにくいがスプレッドがとても安い
という業者があったときどちらを選びますか?
長期的なトレードでは取引の回数が少ないために、スプレッドの大きさはあまり気にする必要はありません。よって、ツールの使いやすさを優先することができます。
逆に、短期的かつ取引の回数の多いトレードで稼ぎたい人にとっては、スプレッドが安いに越したことはないので、スプレッドの安い業者を選ぶことができます。
業者ごとにツールの使いやすさや約定力、スプレッドの大きさに特徴があるので、先に取引方法を考えることによってFX業者選びで失敗することがなくなります。
4.実際にトレードする
口座の開設・入金ができたら実際にトレードをしてみましょう!
ただし、最初は勝てたり勝てなかったりと当然安定しません。試しにやってみたデモトレードで勝てていたからといって、実際に自分のお金がかかると判断がうまくできなくなって勝てなくなるかもしれません。
そこで重要なのは、実際にトレードをしながらも勉強をし続けること。様々な指標やテクニック、通貨の特徴などについての勉強を続けることによって勝率が高まります。
まとめ
今回はFX を始めるまでの過程を4つのステップに分けて解説しました!
特にポイントとなるのは、口座開設の前にトレードのスタイルの決定をするということ。そうすることで自分にあったFX業者を選ぶことができるようになります。